冒頭に私の想いをお伝えします。
アパレルの商品について思っていたこと。
洋服の価格が下げられ、今や毎年買い替えて
消耗品のようになっている洋服。
それを作る工場はどんな工場なのか。
気にしたことがありますか?
もしも、生産過程を消費者に伝えられたら、
安心感や誠実さにつながると感じたのです。
原料がどこから来て、どこで糸になり、
誰が作っているかが明確になっていること。
きっかけは
バングラディッシュで起きた事件から
ファストファッションについて
今、消費者が知るべきことに気づきました。
安いものを大量に買い、
使い捨てていくファッションではなく
その服がどこからできているかを
ほんの少し気にしてくれると
一人一人が変われば、
変化が起きると思うのです。
以前取り上げた内容になります
気になる方に、
過去のブログはこちら↓
タイトルにある、プロジェクトについて
【British Alpaca Project】ブリティッシュアルパカプロジェクト
これは、ロンドン在住のニットデザイナーの
山中朋子さんが2012年が始めました。
朋子さんとはロンドン留学時、
‘Rubecksen Yamanaka’の
コレクションブランドにアシスタントを
していた時に出会いました。
気さくで優しい素敵な方で、スタジオの中も
柔らかな空気感に包まれていました。
ノルウェー出身のヒルダと
ニコニコと楽しげにやりとりしながら、
コレクションを作り上げていくのが
とても楽しいチームワークで、
貴重な体験でした。
このプロジェクトアルパカ素材は、
アルパカの毛は羊毛と違い、細く長く繊細で切れやすいため、
羊毛の歴史に反して、アルパカはまだ歴史も浅く、
刈り、紡ぎ、毛糸にしてニットを作り上げるシステムが
十分ではありませんでしたが、彼女はかつてイギリスにあった
Cottage Industry(家内制手工業)をモデルにして、
農家、Mill 製糸工場、ニッターと一緒に質の高い
アルパカ製品を作る活動「Britsh Alpaca Project」として取り組みを始めました。
あるイギリスの田舎で出会った方がきっかけでした、
手芸屋さんへアルパカの原毛をたくさん
持ち込み、どうにか売りたいと話しているところに
偶然遭遇したという朋子さん。
自分自身がニットデザイナーであることを話し、
その原毛を糸にできないかと考え始めたそう。
イギリスではアルパカ農家さんが点在する中
原毛を使って製糸して、ニットとして編む流れはありませんでした。
その年1度に刈られる毛は溜まっていくのみで
利用されることがなかったそうです。
上質でクオリティーの高いアルパカ毛糸
になる過程は簡単ではありません。
繰り返し試行錯誤して10年かけようやく、
デザイナーも納得できる
仕上がりになってきたそう。
以降、この継続可能な方法で生産させた希少な
イギリスのアルパカを100%使った
ハンドメイドニットアイテムを発表し続けています。
化学処理を施さない染めていない天然の糸の色合い、
繊細さ、肌心地の良さは一度着用するとその良さを実感できます。 イギリスの厳選されたアルパカ専門の
紡績工場にて糸を作っています。
かつて日本にもこのようなシステムがありました。 現在では、ニットの生産地はアジア諸国に移り変わり、 ほとんどない状態ですが、ここ長野でも多くのニット工場がありました。
朋子さんの活動を応援することで日本のニット産業にも
未来が見えてくることを望んでいます。
来年からピュアアルパカ糸を販売していきますので
ご期待くださいね!
随時、近況報告をブログにて
発信していきますので
お待ちくださいませ。
詳細が気になる方
ぜひお問い合わせください
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